西ナイル熱:LA郡、今年22人の感染者

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 ロサンゼルス郡で西ナイル熱の感染者が増加しており、感染者の多くがサンファナンド・バレーに在住していることがロサンゼルス郡媒介動物管理局とLA郡公衆衛生局の調査で明らかになった。【吉田純子】

 当局によると、今年に入ってからこれまでに22人の感染者が確認され、うち19人は病院に搬送された。今年の感染者数は過去5年間の感染者数の平均より多いという。
 22人のうち半数以上がサンファナンド・バレー在住者。当局は同地区で蚊を採取したところ、49匹の蚊に西ナイル熱の陽性反応が確認されたという。
 西ナイルウイルスは蚊を媒介とするウイルスで、カラスやスズメなど鳥の体内で増殖し、その血液を吸った蚊に刺されることで、人に感染する。
 感染者のほとんどに症状が現れず、軽い症状として吐き気や発熱、湿疹などがみられる。またごくまれにではあるが脳炎を引き起こし死に至る場合もある。
 50歳以上の人や、糖尿病や高血圧の人が感染した場合は、深刻な症状がみられるケースもある。
 感染を予防するワクチンなどはないため、当局は野山に外出の際はできるだけ肌の露出を避け、殺虫剤や蚊よけスプレーなどの使用を呼び掛けている。

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