ディズニーランド:レジオネラ症の集団感染確認

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 カリフォルニア州アナハイムにあるディズニーランドでレジオネラ症の集団感染が確認され、施設内にある冷却塔2塔が閉鎖された。【吉田純子】

 レジオネラ症とはレジオネラ属菌が原因で起きる感染症でレジオネラ属菌が冷却塔、循環式浴槽などの水循環設備の中で繁殖し、空気感染する。肺炎と似た症状を引き起こすが人から人に直接感染することはないという。
 オレンジ郡公衆衛生局によると3週間ほど前に12人の感染者が確認され、感染者全員がアナハイム在住者もしくはアナハイムを訪れており、うち9人は9月にディズニーランドを訪問していた。感染者の年齢層は52歳から94歳で、うち1人が死亡。亡くなった感染者はディズニーランドを訪れていなかったという。
 ディズニーランドでは10月27日に同局から、園内2カ所の冷却塔でレジオネラ属菌のレベルが高いとの通知を受けていた。
 その後、11月1日に冷却塔の使用を中止し、消毒作業が行われ、5日に使用を再開。しかし2日後に再び使用が中止され、その後は検査で安全が確認されるまで閉鎖する措置をとっていた。
 同局によると、オレンジ郡では今年10月までに55件のレジオネラ症感染が報告されている。昨年の同郡の感染者数は53人、2015年は33人だった。近年、感染者数は同郡だけでなく全米でも増加傾向にあるという。
 レジオネラ症は2日から10日間の潜伏期間を経て症状があらわれ、肺炎と似た症状のほか、悪寒や発熱、せき、関節痛、頭痛などの症状も引き起こす。慢性肺疾患の人や高齢者が発症しやすく、注意が呼び掛けられている。

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