眼前の車事故

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 先日、パサデナFWYを走行中に目の前ですごい事故が起った。今振り返ると夢のようで全部を正確に表現するのは難しいが、僕は60マイル位で真ん中のレーンを快適に走っていた。前後にも数台の車が流れに乗り順調に走っていた時、僕の直ぐ前の車が突然に狂ったような動きに陥った。ただ高速だから僕は前の車にぴったりくっ付かずほぼ3、4台分ほどの距離を取って走っていた。突然前の車が右の車に接触したのか(慌ててハンドルを急激に左に切ったのか)車はクルッと左に向きを変えそのまま左の中央分離帯の壁に激突し反動で空中に飛び上がり(一回転したかもしれない)漫画のように上下に激しく弾みながらまた、クルッと右に向いて右の車に当り右の車が前方に抜けた後、玩具のようにまた上下にバウンドしながら、ちょうど偶然右側に出口につながる空間が来てそこに突っ込んで行った。
 その過程で僕や後続の車は当然ブレーキをかけ超低速になり頭真っ白で事故の様を目に入れつつ、事故を起した車がバッタンバッタン跳ねながら右端の空間に飛び出し、前のレーンが全部空いた事故跡を(前を走っていた他の車は皆走り去っている)恐る恐るゆっくりと通過し、それから徐々に速度を上げて走行に戻ったのだ。ただし事故区域を通過する時は真ん中のレーンに車の大きな台座のような銀色の長方形フレームと右辺に大小部品類がバラバラに散乱していた。左のレーンは異物が少なそうで先頭の僕は左レーンに移ってゆっくりと走り抜けた。飛散した部品を避けようと注意を集中したので右に突っ込んだ事故車がどうなったか見る余裕はなかった。
 後ろには戻れないからその後どうなったかは分らない。いやー、危なかった、と思った。高速走行中は前に異常事態が突発しても急ブレーキは自分も危ない。スピンを起してヒックリ返りかねないから、ダブルブレーキを踏むなどうまく減速しなければならない。車社会で運転は必要だが常に危険と隣合わせ。どれ程良い運転をしていても運悪く乱暴な運転に巻き込まれる大事故も起り得るが、それでもあらためて自分は常に良い運転を心がけようと思った。【半田俊夫】

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