太田久さんが初優勝:参加者130人が親睦深める

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南加県人会協議会総領事杯ゴルフ

130人が参加した大会の表彰式。左から千葉明総領事、2位当銘貞夫さん、優勝者太田久さん、3位ローレン・スズキさん、芥川義則会長、西元美代子大会委員長

 南加県人会協議会(芥川義則会長)は、運営資金捻出のための第16回「在ロサンゼルス日本国総領事杯ゴルフトーナメント」(西元美代子大会委員長)を5月25日、モンテベロ・ゴルフコースで開催し130人が和気あいあいとプレーし親睦を深めた。キャロウエイ方式で優勝を争い、岩手県人会の勧めで参加した太田久さんが初優勝した。

マイケル・マツモトさんのアイアンショット

 大会は協議会の活動の趣旨に賛同する多くの個人や企業、団体が協賛し、ホールインワンやニアピンなど各賞が設けられた。協議会は純益を約1万2000ドルを見込んでおり、活動の柱とする日本文化の継承者育成や、日系諸団体の支援に使われ、コミュニティーの発展のために役立てられる。当日の天候は涼しく、時折そよ風が吹く絶好のゴルフ日和に恵まれ、多くの参加者がスコアを伸ばした。
 表彰式で千葉明総領事から総領事杯を贈られた太田さんは、この日は不調だったというが「仲のいい友達と楽しくプレーし、優勝もできてラッキーだった」と喜んだ。協議会の活動については「いろんな県出身のみなさんが、協力して社会的意義のある活動をしていてすばらしい」と、たたえた。
 岩手県人会会長の鵜浦真紗子さんは、同県人会に初優勝をもたらした太田さんを祝福し「とても誇りに思う。実は私もブービー賞(129位)をもらい、岩手が『二冠』に輝いた」と、冗談交じりに話した。
 鵜浦さんは帰郷時に東日本大震災に遭遇し、米国に戻ってから九死に一生を得た体験を人々に語り、追悼集会を日系諸団体やロサンゼルス市民とともに開いている。県人会協議会は震災発生から5年間、義援金を東北の被災地に送っており、岩手県人会は恩に着る。鵜浦さんは「来年のゴルフ大会も多くの参加者を集めて盛り上げたい」と、協議会への恩返しを誓った。

カートを走らせ、ホール間を移動する秋田県人会の鵜飼慶次さん(右)と田中泰孝さん

 岩手は、鵜浦さんによると、交通機関の不便さから「日本のチベット」と揶揄(やゆ)されたり、遠慮がちでおとなしいイメージがあるというが「故郷の復興に向けて、会員みんなで日米交流に努めたい」と意気込む。その「岩手代表」が同県出身でエンゼルスで活躍する大谷翔平選手だといい「大谷選手をみんなで応援して、アメリカでの日本と岩手の知名度アップにつなげたい」と抱負を述べた。
 芥川会長と西元委員長は、大会を振り返り「みなさんに楽しんでもらい、けがや事故もなく無事終わってよかった」と口をそろえた。芥川会長は、各ホールのスポンサー企業や早朝から準備したボランティアに対し「成功できたのは、みなさんの支援に尽きる」と頭を下げ、「収益金は日系社会のために大切に使いたい」と語った。【永田潤、写真も】

グリーンオンを狙う半田俊夫さんのアイアンショットの連続写真


ウイニングパットを沈めたような派手なガッツポーズを決める竹花晴夫さん


仲よくプレーした参加者。前列の広島県人会は、左から反田孝男さん、梶原孝志さん、山県武博さん、宮本悟士さん。後列の宮城県人会は、左から青木信夫さん、寺島憲二さん、石川俊さん、菅真理子さん

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