二世週祭の音頭2曲発表:「東京五輪音頭―2020―」と「Victory」:一般の練習は、7月19日から5回

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振り付けは100歳の藤間勘須磨師:グランド・パレードへの意気込み

第78回二世週祭で振付けを担当する満100歳の藤間勘須磨師(前列右)、勘須都師(同左)、コーリー・ハヤシ二世週祭実行委員長、マイルズ・ハマダ音頭委員長、ジェームス・オカザキ二世週祭委員

今年で78回を数える二世週祭を華やかに彩る音頭の楽曲が振付けを担当する藤間勘須磨師より発表された。5月9日に満100歳を迎えたばかりの勘須磨師は、小東京で開かれた関係者による初の音頭ミーティングに娘の勘須都師とともに訪れ、8月12日(日)午後4時より繰り広げられるグランド・パレードへの意気込みを語った。

コーリー・ハヤシ二世週祭実行委員長を交えて開かれたミーティングには、ジェームス・オカザキ二世週祭委員、マイルス・ハマダ音頭委員長も参加。今年の音頭パレード曲として、「東京五輪音頭―2020―」と日本のダンス&ボーカルグループExileの「Victory」が発表された。
勘須都師の説明では、「東京五輪音頭―2020―」は曲中のテンポが変化するため少し複雑だが、練習しがいのある楽しい振り付けになっている。勘須磨師は「手ぬぐいとうちわを持って踊ります。汗も拭けるし、うちわであればあおぐこともできます」日本舞踊では扇子は刀の意味を持つため、開いてあおぐことは禁じ手だが、うちわなら気軽に使えるということのようだ。
石川さゆり、加山雄三、竹原ピストルの3人が歌う「東京五輪音頭―2020―」は、作詞宮田隆、作曲古賀政男による「東京五輪音頭」(1969年)の歌詞を、「東京五輪音頭―2020―」制作チームが変更したもの。
〽︎ハアー、リオデジャネイロでながめた月が、今日は都の空照らす、4年たったらまた会いましょと、かたい約束 夢じゃない、ヨイショコリャ、夢じゃない、オリンピックの顔と顔、ソレトトント、トトント顔と顔
明るく親しみやすい音色が踊り手の心に響き、パレードを一層盛り上げそうだ。
もう一つは南アフリカ共和国で開催された2010年ワールドカップの日本代表応援ソング「Victory」。
〽︎夢・希望・未来全てを感じて走り出す、いくつもの『想い』握りしめて
サッカー日本代表の応援ソングだけあって、ExileメンバーAtsushiの歌詞にはポジティブな言葉が並ぶ。サッカーに似合うラテン調のリズムに、踊り手も観衆も自然と体が動き出すだろう。
勘須磨師の振り付けは一般参加者には難しいことで知られている。2017年の年末に今年の振付け師が発表された際、「簡単な振り付けをしてください」とのリクエストに「難しくしますので、特訓して下さい」と冗談で笑わせていた。その言葉どおり、難しい振り付けになっているかとの問いに、「さぁ、どうでしょうか。練習に来てみてください」とにっこりほほえんだ。
「私もとにかく頑張りますから、皆さんで力を合わせてこの二世週祭が大成功となるよう頑張りましょう」
古代紫の着物をしっとりと着こなす勘須磨師だが、芸に対する口調には厳しさを伴う。ハマダ音頭委員長も「お師匠の振り付けをしっかり練習して頑張りましょう」と実行委員会を鼓舞した。
8月のグランド・パレード本番に向けた音頭練習は、各舞踊グループの指導者を対象としたデモンストレーションが6月6日(水)午後7時から、小東京のセンテナリ合同メソジスト教会ソーシャルホールで開かれる。
一般の人を対象とした音頭練習は、7月19日(木)、24日(火)、26日(木)、31日(火)、8月2日(木)の5回、午後6時半から9時まで、小東京の日米文化会館前広場で開かれ、誰でも自由に参加できる。
今年の二世週祭テーマは「Generations」。日系人の夏の祭典に、異なる世代からより多くの観衆が集まることを期待する。【麻生美重】

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