西本願寺羅府別院:熱波に負けず盆祭り

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日が暮れ始め、最高潮に達した盆踊り

 小東京の西本願寺羅府別院で7、8の両日、盆祭りが行われた。カ氏110度(セ氏43度)を超える熱波に見舞われたが、来場者は夏祭り名物の屋台フードに舌鼓を打ち、夏の風物詩の盆踊りを楽しんだ。【吉田純子、写真も】


ゲームを楽しむ子どもたち

 敷地内にはビーフ照り焼きやそーめん、ホットドッグ、チリドッグ、ちらし、かき氷、沖縄団子などロサンゼルスの夏祭り定番の屋台フードが並び、訪れた人々の空腹を満たした。ファーマーズマーケットにはさまざまな種類の花や植木のほか、スイカやメロンなど旬の野菜や果物が並んだ。
 バスケットボールやピンポン球投げなど各種ゲームのブースもあり、ブームに熱中する子どもや大人の姿があった。また会場中央には特設ステージが設けられ、フラダンスや太鼓演奏など、熱波の暑さを吹き飛ばすステージが繰り広げられた。
 同寺院のウィリアム・ブリオネス輪番によると、祭りの運営は檀家やその友人などボランティアスタッフが毎年手伝っており、収益は寺の運営資金に充てられているという。「今年はとりわけ暑い気候であったにも関わらず、多くのボランティアスタッフが手伝ってくれた。伝統の盆祭りを成功させるため、毎年人々が助け合っている」と話し、ボランティアスタッフの変わらないサポートに感謝の言葉を述べた。


手ぬぐいを使い音頭にのって盆踊りを楽しむ参加者

 熱波の影響か、日中は例年より来場者が少ない印象を受けたとブリオネス輪番は話したが、日が暮れ始め盆踊りの時間が近づくと徐々に来場者の数も増え始めた。
 1世、2世のパイオニア、そして先祖のための法要が行われた後、いよいよ待ちに待った盆踊り。盆祭りが行われた週末はロサンゼルス各地でカ氏100度を超える記録的な高温に見舞われたが、暑さにも関わらず、盆踊りが始まると例年と変わらぬ人出で賑わった。
 「炭坑節」のほか「ええじゃないか」「一期一会」「ポケモン音頭」「あいうえお音頭」などの音頭にのって、みなが輪になり盆踊りが繰り広げられた。浴衣や法被姿の参加者の姿も目立ち、時折、音頭に合わせ、手ぬぐいやうちわを使って踊り、参加者は暑さに負けず、夏の風物詩を楽しんだ。


太鼓演奏を披露したLA太鼓一座

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