Mendocino Complex fire:加州史上最大の山火事に

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 カリフォルニア州北部クリアレイク付近で発生している「Mendocino Complex fire」の延焼面積が7日朝までに29万エーカーを超え、加州史上最大規模の山火事となった。これまでに住宅など建物およそ140棟が焼失し、1万1300棟が火の手にさらされている。【吉田純子】

 同山火事は「Ranch Fire」と「River Fire」の2つの山火事からなっており、先月27日に発生。極度の乾燥とカ氏100度(セ氏およそ38度)を超える高温、強風が重なり火の手は瞬く間に拡大した。加州消防局によると現在4千人近い消防隊員を動員して消火活動が行われているが鎮火は34%にとどまっている。
 加州最大の山火事は昨年ベンチュラ、サンタバーバラ両郡で発生した山火事「Thomas Fire」(延焼面積およそ28万2千エーカー)だったが、同山火事はそれを上回った。
 さらに北方のシャスタ、トリニティー両郡で先月23日に発生した山火事「Carr Fire」は、7日朝までに16万7千エーカー以上が焼失。住宅など建物およそ1600棟が全焼し、今も1800棟以上が火の手にさらされている。約4700人の消防隊員が消火活動にあたっており、47%が鎮火した。
 南加地区ではオレンジ郡のクリーブランド国立森林公園で6日に山火事「Holy Fire」が発生し、これまでに4千エーカーが延焼した。鎮火率は同日朝までのところ0%となっている。
 加州各地では現在山火事が多発している。こうした事態を受け、トランプ大統領は6日、ツイッターに、加州で山火事が拡大し事態が悪化しているのは、直ちに使用できる膨大な量の水を適切に活用できない加州の環境法に問題があるからだと指摘。大量の水が太平洋に流れて込んでいると投稿した。一方、専門家らによると山火事は気候変動が一因となっているという見方もある。トランプ大統領は気候変動への取り組みに消極姿勢をとっている。

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