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佐藤琢磨、2週連続優勝へ意欲:アキュラグランプリ、14日決勝

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ロングビーチ市街地コース

マーシャルカーのアキュラNSXと並んでポーズをとる佐藤琢磨。NSXは、インディ500を制したお祝いにホンダから贈られ自身も所有する

 「インディカー・シリーズ」(全17戦)の今季第4戦、第45回「アキュラグランプリ」(決勝14日・日曜午後1時42分、ロングビーチ市街地コース)に臨む佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が11日、メディアランチョンに参加し、先週に次ぐ2週連続優勝へ意欲を示した。

インタビューに答える佐藤(左)。前レースのウイナーとして、多くのメディアに人気だった

 佐藤は、ポール・トゥー・ウィンを収めた先週のレースについて、オフシーズンのマシンの改良に尽きるとし「シーズンの早い時期にロードコースであのようないいパフォーマンスができたのはひとえにチームのおかげ。冬の間のみんなの努力が実った瞬間だった」と誇った。昨年とほぼ同じという今季のマシンは「問題点を克服したので、勝つことができた。昨シーズンからの過去5戦で2勝したのは僕だけ」と、好調を強調した。
 ここロングビーチで、佐藤は2013年に日本人初勝利を挙げた。「思い出のコースであり、好きなコースでもある」といい、楽しみにしていたという。市街地コースのセッティングは「(先週の)ロードコースから学べることが多いので先週のレースのポジティブな部分を使えるように頑張りたい。チームの士気も上がっているので、ここでいい勢いをつなげたい」と、自身通算5勝目を目指す。
 タイヤの戦略については、燃料を多少セーブして走り、交換のためのピットストップは2回を予定するが、狭い市街地コースでの事故などを想定して、状況に応じて3回もあり得るという。
 果敢に攻めて、前を走る車を次々と追い抜いて見せ場を演出するのが佐藤の真骨頂。「ここのコースは、追い抜きができる」と笑顔で語るものの、先週

ジョン・イケダ・アキュラ副社長(右)から激励を受ける佐藤琢磨

のようなポール・トゥー・ウィンが理想とし「誰も抜く必要がない状態から本当はスタートしたいので、それを目指して練習から予選と車づくりをしっかりとしていきたい」と、抱負を述べた。
 好調だからこそ意識できるシリーズ王者については、(4戦目では)時期尚早とし「シーズンを通して力強く走れるようにしたい。もちろん勝てるチャンスがある時は狙いにいくし、そうでない時もしっかりとポイントを取るようにすることが大事なので、そういうレースを続けていきたい」と、佐藤らしく慎重に答えた。
 17年に制した来月のインディ500については「(超高速コースを得意とする)エンジニアのアラン・マクドナルドの加入がチームにとって大きい」と自信を示し「これまでチームが積み上げてきたいい部分と、アランが持つスーパースピードウエーの強さをうまく使って『500』の2勝目を目指したい」と、力強く語った。
 アキュラ・グランプリの詳細は、ウエブサイト―
 www.gplb.com【永田潤、写真も】

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