春・歌まつり、昭和のデュエット曲など披露:パサデナ日系高齢者会に2千ドル寄付

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フィナーレに「花は咲く」を熱唱した出場歌手ら


 今年28回目を迎えた歌謡チャリティーショー「春・歌まつり」(荒木淳一実行委員長)が3月31日、トーレンスのアームストロング劇場で開催された。ロサンゼルス地区だけでなく、サンディエゴやラスベガス地区で活動する歌の愛好家も参加し、およそ30人が懐かしの歌謡曲や昭和に流行したデュエット曲などを披露。表彰式では出場回数が20回、15回、10回となった歌手にそれぞれ記念の盾が手渡され、パサデナ日系高齢者会に2千ドルが寄付された。

「山河」を披露した織田恭博さん

 チャリティーショーは春・歌まつり音頭とともに開幕。第1部と2部に分けて行われた。昭和の歌謡曲をはじめ第1部には戦前、第2部には戦後にヒットしたデュエット曲が4曲ずつ披露された。
 出場歌手は南加地区にあるカラオケ教室の生徒をはじめ、日系コミュニティーのイベントなどで歌っている有志たち。ドレスや和服、スーツなど気合いの入った衣装に身を包みそれぞれ曲を歌い上げた。
 出場回数が多い歌手への表彰式も行われ、今年20回目の出場となる甲山貴明さん、15回目となる市川敦子さん、池田千里さん、東りえ子さん、10回目の比良ジョンさん、ホッジス・ゆきさんの計6人に記念の盾が贈られた。
 同チャリティーショーは毎年、入場料からの収益をパサデナ日系高齢者会に寄付しており、今年も2千ドルが寄付された。
 トリを飾ったのは荒木実行委員長。


「追憶」を披露した比良ジョンさん


 南加地区で活動する日本舞踊の坂東秀十美師の踊りとともに「黒田節」を披露した。
「少しでも日系社会の高齢者の役に立てば」との思いから始まったチャリティーショー。荒木実行委員長は35年ほど前、パサデナでカラオケ教室を開催していたが、現在はモンテベロで歌を教えている。「舞台で歌う出場者も、そして会場に足を運んでくれる来場者も喜んでくれるようなステージにしたい」と話す。昭和の初期や戦後にはデュエット曲が流行し、当時の曲を知る人に懐かしんでもらえるような選曲を心掛けた。
 今年は4人ほど新しい出場者がいたほか、サンディエゴやラスベガスなど遠方からの参加者もいた。
 フィナーレには出場歌手全員がステージにたち、会場の観客と一緒に東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」を熱唱し、復興への思いとともにショーを締めくくった。【吉田純子、写真も】


出場回数が多い歌手へ記念の楯を手渡す荒木実行委員長(左端)

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