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加州各地で山火事猛威:シミバレーでも発生

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 カリフォルニア州各地で、山火事が猛威を振るっている。ロサンゼルスのゲティー美術館付近で28日に発生した山火事「ゲティー・ファイア」をはじめ、30日にはシミバレーでも山火事が発生。加州北部ソノマ郡では、23日に発生した「キンケード・ファイア」により建物206棟が全焼。ベイエリアでは計画停電が行われ100万人以上に影響がでている。【吉田純子】

 LA市消防局によると、30日午前8時までのゲティー・ファイアの延焼面積は745エーカー。最高風速70マイルの強風が予測され、周辺地区には31日まで山火事警報が出ており、当局は警戒を強めている。
 同局によると、今回の山火事の出火原因は、木の枝が折れた後、送電線に落下し引火。極度の乾燥と強風が吹く中、周辺に一気に燃え広がったという。
 これまでに住宅12棟が全焼し、5棟が損壊。現在も住民7091世帯に避難命令が出ている。
 30日にはベンチュラ郡南東に位置するシミバレーでも山火事が発生。「イージー・ファイア」と名付けられた同山火事は同日午前9時までに1300エーカーが延焼。シミバレーやモアパーク、サウザンドオークス周辺の住民には避難命令が発令され、シミバレーの全公立学校では休校措置がとられた。
 同地区にはロナルド・レーガン元大統領が葬られ、政権期の公文書なども保管されているロナルド・レーガン記念図書館もあり、現在、延焼面積の拡大を防ぐため懸命な消火活動が行われている。
 カリフォルニアワインの産地としても知られる加州北部ソノマ郡で発生したキンケード・ファイアは、30日午前9時までに7万6825エーカーが延焼。住宅など建物206棟が全焼し、40棟が損壊、15万人以上に避難命令が出された。今も9万世帯以上が火の手にさらされ、消防隊員1人と住民1人の計2人が負傷。鎮火は30%にとどまっている。
 加州の電力大手パシフィック・ガス・アンド・エレクトリック(PG&E)は、送電線の不備が原因となって山火事が発生するのを防ぐため、サンフランシスコのベイエリアなど加州北部30郡を対象に計画停電を実施。およそ150万人に影響がでた。計画停電は今週末まで続くとみられている。
 ゲティー・ファイアの避難所や道路閉鎖に関する最新情報はホームページで―www.lafd.org/news/getty-fire
 イージー・ファイアに関する最新情報は―www.vcemergency.com/
 キンケード・ファイアに関する最新情報は―www.fire.ca.gov

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