LA北部山火事:避難命令解除、日系住民も帰宅

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避難先から14日に帰宅し、自宅の無事を確認した山口弘・淑子さん夫妻(写真=吉田純子、2016年撮影)

 ロサンゼルス市北部ポーターランチやグラナダヒルズ周辺で10日に発生した山火事「サドルリッジ・ファイア(Saddleridge Fire)」で15日、周辺住民およそ10万人に出ていた避難命令が解除され、学校も再開した。同日午前7時までの延焼面積は8391エーカー。出火原因は今も特定できておらず、当局は捜査を続けている。【吉田純子】


12日、フリーウエー#5の道路脇で燃え広がる山火事の炎

 LA消防局によると、この山火事で住民1人が死亡。建物17棟が全焼し、77棟以上が損壊した。
 およそ1千人の消防隊員を動員して消火活動が行われているが、同日午前7時までに鎮火は45%にとどまっている。
 周辺住民およそ10万人が避難を余儀なくされ、周辺の学校も休校措置をとったが、同日にはすべての避難命令が解除され、学校も再開した。
 山火事が発生したポーターランチには2015年に米史上最悪のメタンガス漏出事故の現場となった南カリフォルニア・ガス・カンパニー(SoCalGas)の天然ガス貯蔵施設がある。今回の山火事では同施設内にも火の手が及んだが、メタンガスの漏出や、施設への損壊は確認されていないという。
 ポーターランチの住民で、今回の山火事を受け、11日に娘が住むノースハリウッドに避難していた山口弘・淑子さん夫妻は14日に帰宅した。屋外にあるプールは黒いすすで覆われていたが、自宅は被害を免れた。避難する際、自宅周辺で山火事の炎を目撃したというが、「風向きが変わったようで、隣人も無事だった」と胸をなで下ろした。

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