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サンタクラリタの高校で銃撃事件:容疑者の日系男子生徒、自殺図り15日に死亡

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  ロサンゼルス郡北部サンタクラリタにあるソーガス高校で14日、銃撃事件が発生し、生徒2人が死亡、3人が負傷した。容疑者は同校に通う16歳の日系男子生徒で、銃撃後、自身の頭部を銃で撃ち自殺を図った。その後、病院に搬送されたが15日午後3時32分に死亡が確認された。 事件が発生した日は同容疑者の16歳の誕生日だった。LA郡シェリフ局によると、最期の時は母親がそばで見守ったという。

Nathaniel Berhow

 
 事件は14日午前7時40分頃に発生した。容疑者の名前はナサニエル・テンノスケ・バーハウ。同校に通う生徒で、近隣住民の話によると同容疑者の母親は日本出身だという。米国人の父親マーク・バーハウさんは2017年12月に心臓発作で死去しており、同容疑者は母親のマミ・マツウラ・バーハウさんと暮らしていたという。
 LA郡シェリフ局によると、校内に設置されているセキュリティーカメラの映像には、同日午前7時半頃に同容疑者が中庭付近を歩く姿が映し出されており、同容疑者は誰とも話すことなくその場に立ち尽くした後、バックパックから45口径の拳銃を取り出し、生徒たちに向かって発砲。最後に自らの頭部を撃ち自殺を図った。その後病院に搬送されたが、翌15日午後3時32分に死亡が確認された。
 この発砲により14歳の男子生徒と15歳の女子生徒が死亡、14歳の男子生徒と14歳と15歳の女子生徒が負傷した。負傷した3人は近くの病院に搬送されたが命に別条はなく、14歳の男子生徒はすでに退院している。
 同局によると標的がいた訳ではなく、無差別に発砲した可能性が高いとしている。犯行にかかった時間はわずか16秒間だった。
 同容疑者の亡くなった父親は熱心な狩猟家で銃器も所持していたという。父親は15年に家庭内暴力の疑いで逮捕されているが、LA郡検察局は、証拠不十分として不起訴としている。また裁判所文書によると母親は16年に離婚申し立てをしている。
 母親は同容疑者が搬送された病院で英紙デイリー・メールに対し「今は何をすべきかさえ分からない。ただ息子のために祈っている」とコメントしたという。
 事件が発生した日は同容疑者の16歳の誕生日だった。同容疑者とクロスカントリーでチームメイトだった生徒は「とても良い子だった。なぜ彼が誕生日にあんな事件を起こしたのか分からない」と話している。一方、別の生徒は「最近、彼はいつもと様子が異なり、落ち込んでいるように見えた」と話している。
 警察当局は同容疑者による単独の犯行とみて捜査。連邦捜査局(FBI)によると、今も動機は分かっておらず今後も捜査が続けられる。
 現場はロサンゼルス・ダウンタンからおよそ35マイル北西に位置する。14日夜には現場付近の教会で生徒や地元住民による追悼式典が行われ、犠牲者の冥福を祈った。

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