Advertisement

マスクの習慣

0

 深刻なご時世になってきた。ここ数年、T大統領の所為が社会を混沌、不安に陥れているさなか、追い打ちをかけるように新型コロナウイルス感染症がまん延している。2月、WHO(世界保健機関)は正式名称を「COVID19」と発表した。
 長年不可解に思っていた日本とアメリカのマスクの習慣の違いを今回取り上げたい。日本では、風邪で咳き込んだ時はもちろん、他人へそして他人から感染を予防するため、当たり前のようにマスクを着用する。冬や、花粉症の春の季節もよく見る光景だ。一方アメリカでは、ほぼ見かけない。マスクなしで、スーパーでも公園でもモールでも、公共の場で、大声で思い切り、咳やくしゃみを平気でする人たちを多く目撃してきた。
 WHOは、症状のない人は過度のマスクの使用は控えるように呼び掛けており、医療業界の絶大なる信頼おける権威者たちも予防にマスクは不要と全国ネットのメジャーニュース番組で言い切る。マスクで予防の科学的根拠がないそうだ。本当に必要な医療関係者たちへの供給不足を懸念するとも。症状がある人こそマスクが必要。予防には手を消毒し入念に洗うことを強調する。
 一般人マスク不要説の説明に対して正直どうもふに落ちない。COVID19は、症状が現れるまでの潜伏期間は最長14日(もしくは24日間の説も)といわれる。症状が出なくても感染するとのことだ。ならば、症状がないので、実は感染済みなのに当人は自覚せず、マスク無しで知らないうちに誰かに感染させている恐れが十分ありうるのではないか?
 確かにアメリカでは、顔を隠すマスクは医療専門か工場作業員、「銀行強盗」の犯罪人のイメージもある。また、よっぽどひどい患者や感染者のみが着用、と思われがちだ。極論を言えば、意識の持ち方の違いなのだ。周りへの配慮より、個人の判断を重んじる傾向もあるだろう。皆でマスクを着用した方が安心できると思うが、アメリカの深く根付いた価値観を変えるのはなかなか難しい。マスクを着用して出掛けたいが、逆に周りに不安や誤解も与えたくない。さあ困った。【長土居政史】

Share.

Leave A Reply