昨年60周年を迎え、ウエストフィールド・センチュリーシティーで一般公開イベント「名古屋デー」を開催したロサンゼルス名古屋姉妹都市委員会(LANSCA)が8日、小東京のAzayで新年を祝う昼さん会を開催した。
この日は在ロサンゼルス日本総領事館の松尾浩樹主席領事をゲストに迎えた。 照子ワインバーグ委員長はあいさつで「昨年10月の名古屋デーはロサンゼルスと名古屋の交流60周年を祝って、ガーセッティ市長と河村市長がそろい踏みをした。訪れたロサンゼルス市民の皆さんにも名古屋の文化を楽しんでいただき、大成功を収めた。今年は名古屋デーほどの大規模なものを開催する予定はないが、何らかのイベントを開き、LANSCAの存在をアピールしたい」と語った。
店を貸し切りにして料理の腕を振るったAzayのオーナーシェフ、広瀬アキラさんは、これまでにも同会のイベントで料理の総指揮を務めてきた。この日もアキラ・シェフによる名古屋郷土料理のひつまぶしがメニューに登場し、参加したメンバーたちは舌鼓を打った。
食事の後は、同会の交換留学生として昨年夏に名古屋に短期留学した高校生のケーラン・カーターさんがカードマジックを披露し、場を大いに盛り上げた。
同会元委員長のピーター・ランゲンバーグさんは昼さん会を終えて「60周年のイベントを無事に終え、61年目をすがすがしい気持ちで迎えることができた」と語った。