コロナ生活の中で

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 LAドジャースがリーグ優勝した! 1勝3敗からの3連勝。こんな時期だから余計に興奮した。ワールドシリーズも制してほしい! 新型コロナの影響で試合開始時期の遅れ、試合数減など異例ずくめだった。レイカーズの優勝もその少し前だったが、スポーツのシーズンが分からなくなった今年。
 分からないといえば、初めてと思えることが今年は多かった。コロナ禍が始ってから、アジア人に対する人種差別が取りざたされたが、対面の避け方が日本人同士でもばい菌を見るように極端なこともあれば、閉店していると言っても聞き入れずごり押しする人がいたり。外出制限が出されてから、街に人けがなくなるとホームレスが増えていった。ホームレスに対する実際の支援策、移動トイレの設置と清掃、移動シャワー車の巡回なども目にした。お金をくれと言うホームレスがなぜたばこやドラッグに手を出せるのか、路上で取引している光景を目にすることも多かった。注射針を拾うことも多く、こんな身近にドラッグがと思うことも度々。BLM運動が起こってから、黒人が悪さをした時の対処に気を遣う、何か反発があるのではないかと恐れ、たかられた際に、機嫌を気にしてつい多めに小銭を渡してしまったなど、公正な態度が取れなくなったという声も聞いた。
 街を歩いていて、いきなり理由もなく殴られたり、植木鉢に敷き詰めてある小石を訳もなく投げられて窓ガラスを壊されたり。スプレーでの落書きは後を絶たない。食べもので遊ぶ、粗末に扱う。こんなことばかりの昨今。
 今朝の電車の中でのこと、紙袋が床に落ちていた。私が乗った次の駅で乗ってきたホームレス風の若者がその紙袋を拾った。何かスナックの残りでも探している様子だったが、なかったのだろう、袋を小さくつぶして持っていた。次の駅で降りたと思ったら、ホームのごみ入れにその袋を投げ入れた。食べ物を扱うボランティアに行くときは、衛生面を考慮してごみには触らないようにしている。だから、思わずありがとう!と思った。たかが紙袋でも、時に何が入っているか想像を超える。みだりに触れない。
 この先の新しいことは何?【大石克子】

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