日本の連休

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 日本でこれを書いている今9月19日から22日へかけて土曜から火曜まで4連休だ。土、日は通常の週末だが月曜は敬老の日、火曜は秋分の日となっている。
 日本に移って1年半、住んでいてよく思うのが年間を通して「あれ、また連休か」と連休が多いこと。すなわち祝日が多い。米国に比べてちょうど2倍の多さで、こんなにいつも休んでばかりいて日本はいいのかなと思うことがある。
 ざっと調べて見ると日本の祝日は戦後徐々に増やされ現在年間で18日もある。
 そして日本の連休は今年2020年の例で、3連休が5回、4連休が2回、5連休が1回と合計8回もある。5連休は5月のゴールデンウイークだが4月30日と5月1日を休んで8連休にする人が多い。
 さらに加えて日本人は8月前半のお盆の時期と12月末から年末年始には1週間前後の長い休みを取る民族だから1年中休みだらけに思える。
 戦後でも昭和の前半は土曜も半日勤務で休みではなかったし、祝日は曜日でなく月日で固定されていたから3連休などほとんど無かった。それから見れば今の3連休でも長く見えるし、ましてや4連休、黄金週間の5~8連休とか、お盆、年末年始の1週間前後の休みなど、僕の世代から見れば夢のようだ。
 比較して米国の祝日は日本の半分の年間9日で、しかもその内の2、3は必ずしも全国では遵守されていない。
 現代の日本の祝日は元旦など一部を除き政府方針で月曜、火曜などに移動して土、日と連結させ連休を増やすように変えてきた。日本人は戦後復興以来、勤勉だが働き過ぎで、なかなかまとまった休暇を取ろうとしなかった。それで連休を増やして生活のゆとりと質を向上させ、またレジャー産業の振興にもつなげようと「働き方改革」の旗印の下に休日と連休を増やしてきた。
 さてここまで来た日本だが、これから将来に向け少子高齢化と人口減少化の傾向が進む中でも生活、文化、産業など各分野で健全に進歩と成熟を続けていくためには、休日の数はもう十分である。
 休日と非休日の両方を有効活性化する新たな生き方働き方改革をいかに生み出していくかが課題と思う。【半田俊夫】

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