北島師らが丸木を素材に大作:コロナ禍の世界にエール

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草月流ロサンゼルス支部

伐採された丸木を再利用した北島蓉幸師とメンズクラスのメンバーによる作品

 草月流ロサンゼルス支部の北島蓉幸師と支部のメンズクラスが、ラキャナダ・フリントリッジにあるデスカンソ・ガーデンズで、丸木を素材にした大作を展示している。同園に生えるカリフォルニア・オーク・ツリーの

大きな丸木の配置を指示する北島師

大木の枝が折れるほどの強風が吹き、木が倒れる危険があったため伐採された丸木を、北島師らが再利用し作品にした。

 作品のテーマは「Wishing tree; the challenge is to reach 10,000 wishes」と決められた。来場者がピンク色のタグに願い事を書いて木に結びつけるため、北島師は「日本の絵馬のようなものを想像してほしい」と願っている。作品については「コロナ禍で活気が失われてしまったこの時期だからこそ『Wishing Tree』のテーマに沿って、参加者1万人が夢と希望を抱いて明るい気持ちを持ってもらいたい」と発想した。
 破棄される予定だった大木は、北島師とメンバー3人の合作により再び命を吹き込まれた。形を変え力強い迫力のある大作に生まれ変わり、14日から始まった同イベントで来年1月10日まで展示される。
 樹齢100年のカリフォルニア・オークは、1万人参加作品として、コロナ禍の世界に向けてエールを送る。

作品を制作したメンズクラスのメンバーと北島師(左から2人目)

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