Browsing: インタビュー

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   「この男、ちょっと知っているんだよ」  新聞を読んでいた友人のRさんが紙面から顔をあげてボソッとつぶやいた。  浮かない顔をしているので訳をたずねると、一週間ほど前に同じ男の記事がトリビューン紙の一面に見出しが出て、中ほどには1ページを割いて

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   2013年を迎えるにあたりまして、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。  暮れの本欄でも触れましたように、何か忘れ物をしたような気持ちのままで迎えた新年。それでも、アメリカは再選されたオバマ大統領が真価を問われる第2期目に入り、

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   うれしいニュースである。今年のノーベル生理学・医学賞を京都大学iPS細胞研究所長の山中伸弥教授が受賞した。ノーベル賞の受賞は日本の国民にとってビッグニュースだが、今回は山中教授の言動がますますその人気に拍車をかけている。その研究成果の価値のみならず、

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 年初にゴードン平林さんが亡くなられ、大戦時にワシントン大の学生だった平林さんが外出禁止令の違憲性を主張して出頭し法廷で闘ったことが、再び多くのメディアで紹介された。  私が初めてお会いしたのは1988年、日系市民協会全米大会出席のため平林さんがシアトルを訪れたときだ。

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 1月1日に発行した新年号の特集記事で、「障害者の自立」をテーマに、UCLAエクステンションの「パスウェイ」で勉学に励み、自立へ向け大学生活を満喫する障害を持つ学生たちを取材した。  パスウェイに通う学生たちは、学習障害や自閉症、アスペルガー症候群、ダウン症などといった知的障害や発育障害を持つ

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 随分と昔、まだ僕が中学生だったころ、一番下の叔父から「街頭インタビューなんかで『どんな政治家を望むか』と聞かれたらなんと答える」と尋ねられ、頭をひねったことがある。  たいした答えはできなかったが、「そんな時は桃太郎を例に出したら良いぞ」といわれた。うろ覚えだが、たしか「(桃太郎のように)正義感と主導力があり、

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 「骨髄移植を特集する記事でインタビューを受けていた日系ドナーの骨髄を移植されたのは、この私なんです」—  先日、オフィスに一本の電話がかかってきた。受話器から今にも飛び出してきそうなほどの明るい声は、約35年前に長野県からフロリダ州マイアミに移住した日本人女性だった。

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 今年も9月11日がめぐりくる。  誰もが驚愕したあの10年前の事件以来、多くが変わった。空港などでのセキュリティーの強化、イスラム系を見ればテロリストではないかと恐れる眼差しの出現。空からの突然の攻撃を、メディアの一部は、日本によるパールハーバー攻撃に例えた。