ニューノーマルの馴化を危惧
大統領選挙当日、夕方から興味津々に開票状況のニュースを追っていた。今度こそはとお祝いに備えワインとケーキも用意した。すると地図がみるみるうちに真っ赤に彩られていくではないか。4年前の悪夢がよみがえってきた。 「まさか……またか?」 絶望感のあまり、その夜は早目に就寝した。
大統領選挙当日、夕方から興味津々に開票状況のニュースを追っていた。今度こそはとお祝いに備えワインとケーキも用意した。すると地図がみるみるうちに真っ赤に彩られていくではないか。4年前の悪夢がよみがえってきた。 「まさか……またか?」 絶望感のあまり、その夜は早目に就寝した。
会員制交流サイト(SNS)のインスタグラムで目にした一枚の写真に目を奪われた。黒人の少年が胸の前で腕をX型に組み祈るように目を閉じて座っている。彼の前にはヒーローの人形が10体ほど円を描くように並べられ、中央には黒い衣装の人形が1体仰向けに置かれている。
トランプ大統領の信奉者が自家製のパイプ爆弾を、オバマ前大統領など民主党の主要人物やメディアに送りつけた。 幸いなことに犠牲者も出ず、犯人も数日で逮捕されたが、ピッツバーグではユダヤ教の礼拝の行われていたシナゴーグで銃が乱射され11人もの犠牲者がでた。世の中危険極まりない。
「生まれた時から肌の色や出自や宗教を理由に他人を憎む人などいない―」。バージニア州シャーロッツビルで昨年8月に発生した白人至上主義グループと反対派との衝突事件。前述の言葉は、1人が死亡し多数の負傷者が出る事態に発展したこの事件を受け、オバマ前大統領がツイッターに投稿したメッセージだ。
トランプ氏が米墨国境にフェンス(壁)を作るといまだに言っているが、さっさと作ればいいのに。フェンスは9メートルの高さを考えているようだが乗り越えたり、壊されたり、地下に穴を掘られたりとあまり役には立ちそうにもないだろうに。 メキシコにお金を強要しているが、完全に無視されて振り上げた拳の下ろし場所にこまっているみたい。
ブッシュ元大統領の双子の娘たちが、離任するオバマ大統領の娘たちに宛てて書いた手紙に感動した。 手紙は「8年前にお会いしましたね」「新しい家を見つめるあなたたちの目には希望と不安が宿っていた」の書き出しで、まだ幼かったオバマ姉妹にホワイトハウスの中を案内した時のエピソードに始まり、大統領の娘として多感な時期を過ごした二人を思いやり、同じ経験を持つ先輩として、そのプレッシャーにも言及、今、人生の次の章を始める二人に激励の言葉を送っている。
2017年の初笑い。落語家・立川志の輔さんの高座を聞きに行った。普段から落語に触れる機会もなければ、生で見るのも初めて。師匠の話芸に完全に心を奪われた。 最近のニュースや世相など身近な話題で心をつかみ、突然エンジンがかかったようにスピード感を増して本題へ。
選挙の時期になると時々思うんですよね。あの集金力はなんなんだろうと。 一人頭の集金力を競わせ、さらに選挙費用の使用金額に制限をもうける。差額を教育や医療費援助などの特別基金を設け、それに入金させる。そこで誰が一番入金できたかも競わせる。
大統領選挙に向け、ヒラリー・クリントンの汚点のひとつは、イラク戦争の決議(The Iraq Resolution)に賛成投票した事実だ。2002年アメリカがイラクに対し軍事行動を起こすことを可決した公法107―243(10/16制定)だ。
共和党党大会は一部の党議員がトランプ氏の大統領候補決定を拒み、大荒れだった。民主党はヒラリー候補がほぼ確実で、米国史上初の女性大統領誕生も視野に入ってきた。一説に、8年前、オバマの前にヒラリーが大統領の座を占めるはずだったが、新星オバマの勢いに屈したともいう。
フロリダ州オーランドの悲劇のニュースで心が痛む。犠牲者の方たちにはご冥福をお祈りし、負傷者の方たちには一日も早い回復を心から願う。 銃乱射事件が勃発するたびに銃規制とそれに相反するセカンド・アメンドメント(合衆国憲法修正第2条)、つまり国民が銃器を保有・所持する権利を保障する議論が蒸し返される。
現職の米大統領としてオバマ氏が、初めて被爆地・広島の土を踏んだ。平和記念公園内の原爆慰霊碑に献花し黙とうを捧げてくれた。約17分もの演説で核兵器廃絶へ強い決意を表明。 碑文には「安らかに眠って…」と刻まれている。