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 リンゴが道路脇に転がるこの時季、日本から140人のグループがシアトルを訪れた。日本の国際草の根交流センターが、ワシントン州日米協会や在シアトル総領事館、シアトル日本商工会などの協力を得て実現した、第28回日米草の根交流サミット参加のためだ。  10代から80代までの参加者は、ワシントン州内各地でホームステイ。

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 ロサンゼルスと比べると、シアトルの夏は短い。ガレージセールなどのサインも、夏の3カ月に集中する。  不用品が出た時に、惜しみながら捨てる以外に、寄付や売るという選択肢のあるのは本当に素晴らしい。日本でも近頃はフリマ(フリーマーケット)で売ったりイーベイやメルカリに出品したりと、再利用の機会が増しつつある。

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 日本滞在中に、健康管理のつもりで初めて大腸の内視鏡検査を受けたところ、小さな潰瘍が見つかった。念のためにと行った生検(バイオプシー)でこれが癌と判定されると、私は突然がん患者になった。  同時に検査を受けた夫は、ポリープが3個。こちらは、検査の際に切り取って終わった。

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 近頃、「LINEをしないの?」と言われる。  「私と無料で電話が出来るから、始めたらいいのに」と、久しぶりに会ったフロリダ在住の友人。「用件だけを手短に連絡できるから手軽よ」と言うのは東京在住の従姉妹だ。  家庭の事情で急きょ日本への帰国を決めた友人は、「LINEで日本の親戚に呼びかけたところ、すぐさま家具や電化製品が集まった」と喜びつつシアトルを去っていった。

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 シアトルを発って日本へ。この春も、私たち夫婦の3カ月の介護の旅が始まった。  福岡の私の母は、95歳。この数年は、車で1時間ほどの所に住む妹が実家に通ったり泊まり込むなどして、ひとり暮らしの母を支えている。高知の夫の両親は、94歳と91歳。同居中だった義妹が2人の毎日を支えるようになって4年になる。

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 このほど、シアトル郊外に住む女性の手元にあったアイヌの風俗画やガラス玉などが70年ぶりに里帰りし、北海道・白老(しらおい)のアイヌ民族博物館で特別展示された。  「私も、もう95歳。今後は、価値の分かる人の手で安全に末永く保管されることが最善だと信じています」

コミュニティー
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 テック・シティーへと変貌を続けるシアトルで、これだけは変わらないなあと思うのは、いつも雨を待っているような曇り空と、パイク・プレイス・マーケットだ。  ダウンタウンの目抜き通りパイク・ストリートを、エリオット湾に向かってくだり、ファースト・アベニューに突き当たったところに、9エーカーの市場が広がっている。開業は1907年で、アメリカで中断することなく営業を続けている公設の市場としては最も歴史が古い。

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 今年のノーベル文学賞発表に驚いた。かつて取材を通して身近に感じた作家の受賞だったから。  1989年10月、既に英国の人気作家だったカズオ・イシグロさんは、第3作『ザ・リメインズ・オブ・ザ・デー』売り込みで、カナダ・アメリカを訪れた。シアトルは、目の回るような毎日だったというニューヨーク3日間の直後。

特集記事
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 シアトルは、私にとって思い入れのある街だ。大学時代、春休みを利用して、シアトル大学のESLプログラムに短期留学した。世界中の留学生と友達になり、寝る時間も惜しいほど、よく学びよく遊んだ。  シアトルを訪れるのはそれ以来、20年以上ぶりになる。楽しかった青春の思い出が一気によみがえってきて、私はすっかりトシを取ったような、同時にまた若い頃に戻ったような、ワクワクした気持ちで、シアトル・タコマ国際空港に降り立った。

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 裏庭のリンゴが真っ赤に色づく秋となり、ピュアラップ・フェアが始まった。  1900年に始まった同フェアは、ワシントン・ステイト・フェアとなった今も「ピュアラップ・フェア」の名で親しまれ、今年は息子に誘われ親子3代で出かけた。

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 「皆既日食フィーバー」との記事が先月末の本紙に掲載された。99年ぶりに、北米大陸を横断する形で皆既日食が観測できるという。オレゴン州から始まり、サウスカロライナ州に移動する今月21日の皆既日食に向けては、日本からもツアーが多く組まれているようだ。

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 介護のため帰省している高知は今、新緑の中にある。このところ抜けるような青空が続き、とりわけ柿の梢の緑が美しい。  と、義母が、「柿の葉茶を作る」と言い出した。柿に限らず、ドクダミ、青シソ、クコ…と、義母は何十年も自家製の茶葉をシアトルまで送ってくれていた。

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