明けましてお目出度う
新しい年が始まった。今年は丑年。「牛」は「牛飲馬食」や随分前にはやった(?)国会の「牛歩戦術」など、あまりうれしくないたとえの主人公となっている。しかし「牛の歩みも千里」というようにゆっくりでも進めば千里に届くと、もともとの牛歩の意味からすれば我慢強いことの例えとしても使われる。
新しい年が始まった。今年は丑年。「牛」は「牛飲馬食」や随分前にはやった(?)国会の「牛歩戦術」など、あまりうれしくないたとえの主人公となっている。しかし「牛の歩みも千里」というようにゆっくりでも進めば千里に届くと、もともとの牛歩の意味からすれば我慢強いことの例えとしても使われる。
最近のキーワードは「デトックス」。ついこの言葉が口から出てしまう。 辞書によると「解毒」とか「体にたまった有害物質を取り除く」ということらしい。サウナやジムで汗をかいたり、ファスティングをしたり、腸にたまった宿便をたっぷり出したらできそうだ。 でも私がしたいのは…
ブロンクスにあるHART ISLANDの存在を、つい先日ニュースで初めて知った。ここは1869年を機に、身寄りのない死者の埋葬が始められた島で、戦死者、ホームレス、AIDSや結核患者など、魂と分離した孤独の屍が百万以上も横たわっているという。 パンデミックが起こるまで、約百体という1週間の平均埋葬数が今ではその5倍に跳ね上がったらしい。
今年も後半になった。リトル東京のハロウィンパーティーも年々参加者が増えて賑わった。日本に住んでいる若者がこれを聞いて、日本の真似をしてるの? というのにはビックリ。仮装はコスプレ同様に日本文化と思っているところがすごい。 ネット社会で情報が氾濫しているのに、視野が狭くなっていると聞いたことがある。
映画『青い山脈』が最初に上映されてからちょうど70年目になる今年の5月、杉葉子さんがひっそりと日本で旅立たれました。 パロスバーデスにお住まいになっていた頃には、しばしば突然の呼び出しがあって、アーバインから車で1時間近くかけて駆けつけると、「パソコンの使い方がわからないのよ」と、にっこり笑って出迎えてくれたことを思い出しました。
寿命を共にすると思っていたテレビが壊れ、新しいのを買わざるを得なくなった。デジタル放送に移行した年に買い替えたのだったから、9年経っている。今どきのテレビのテクノロジーの進化にちょっと戸惑っている。 サイズは以前と同じ32インチだが、「私でも持てる」くらい軽い。
キーボードに「そうえつ」と打った。出て来ない。「やなぎそうえつ」と打って変換したがやはり出ない。「なんや、知らんのん?」とパソコンにぼやきながら、目をこらして見ると、新聞にはルビが振ってあった。「やなぎむねよし」で、民芸運動の「柳宗悦」がやっと出た。
日本人は言葉を略したがる文化を持つと言われる。 パソコン、リモコン、ゼネコン、ワープロ、アニメ、コンビニ、エアコン、カーナビ、ファミレス、デパチカ、ビーサン(ビーチサンダル)、アケオメ、セクハラ、キムタク、ミスチル、ドリカム、スマホ、マザコン、イケメン等だ。
長年捨てられずにいる古いTシャツがあります。1997と書いてあり、英国の旗が中国の旗に塗り替えられようとしているデザインです。 1980年代中頃に香港島のアパートメントに住んでいたときに買い求めたものでした。
飲食中の方には、あまり上品な話題でなくて恐縮だが、先日、私たち仲間内での雑談中に「本屋に入ると便意を催すことがある」という話が出た。この現象に対し、『青木まりこ現象』という名前まで付けられているという。
生活でパソコンの使用が増えて漢字が書けなくなっている。PCで日本文を書く時の漢字の自動変換は便利で、難しい字も読むのは問題ないから容易に文章作りが進むが、手書きの能力は落ちる一方だ。