ベラクルスで第九
コントラバスがうねりのある低音でメインメロディーを奏で始めた。目の前の60人ほどのオーケストラは第3楽章まで、タイトにまとまったすばらしい演奏を奏でてくれた。ベース・ソリストの歌が間もなく始まり、我々のコーラスがそれに続く。 ロサンゼルスに40年ほど住んでいたのに一度も訪れたことのなかったメキシコ。
コントラバスがうねりのある低音でメインメロディーを奏で始めた。目の前の60人ほどのオーケストラは第3楽章まで、タイトにまとまったすばらしい演奏を奏でてくれた。ベース・ソリストの歌が間もなく始まり、我々のコーラスがそれに続く。 ロサンゼルスに40年ほど住んでいたのに一度も訪れたことのなかったメキシコ。
同じ名前でも日本とアメリカではこうも違うかと驚くことがある。 1年ほど前にサンディエゴのお洒落なグルメモール「リバティーマーケット」のドリンク店で、KOMBUCHA ON TAPという品目を見た。店員が「日本から来たお茶だ」という。試飲させるというのでお願いしたら、シュワシュワとした喉ごしの、ちょっとツンとくる、やや甘めのノンアルコールビールのような冷たい飲み物を出された。
ネイティブには通じない和製英語が、日本では日常的に使われている。 襟が付き前をボタンでとめるシャツを総称してワイシャツと呼ぶが、語源はホワイトシャツ。「 wh 」で始まる英単語はホから書かれる場合が多く、ホワイト以外ではホイール、ホイップ、ホワイ、ホワットなど。
次第に気温が上がり、夏らしくなった5月最後の日曜日に、多摩川の河原でバーベキュー(BBQ)をした。BBQというとロサンゼルスを懐かしく思い出す。気温が高くても湿度の低いLAの気候は快適、夏といえばBBQが定番だった。自宅の裏庭で、友人宅に招かれて、各地の公園や県人会の集まりで、たくさんの人たちが思い思いの一品やドリンクを持ち寄れば手軽に楽しめた。
昨年暮れ近く、新聞に大きく出た記事に驚きました。三菱重工業の社長が記者会見で、大型客船受注で2400億円もの大赤字を出したが、その背景には自社の恥ずべき古い体質があると語ったのです。 三菱重工といえば戦艦武蔵や零戦などを手がけ、技術力には定評のある会社です。
4月が近づくと一挙に春めいて、各地の桜の開花が相次いで発表された。東京でも靖国神社や上野公園の開花宣言は今日か明日かとテレビを通じて報道され、ついに標本木とされている桜の枝に5~6輪の開花が見られたところで開花発表となった。
キリン・ブルワリー・オブ・アメリカ社長 山田崇文さん ビールを3回に分けてグラスに注ぐ「3度注ぎ」。麦本来の甘みが引き立ち、芳醇な香りが口の中に広がる―。おいしさがもっとも引き立つ注ぎ方といわれている。準備するのは清潔なグラスとビールだけ。誰でも家庭で簡単にできるこのキリンビールが推奨する注ぎ方を、キリン・ブルワリー・オブ・アメリカの山田崇文社長に伝授してもらった。【取材=吉田純子】
キリン・ブルワリー・オブ・アメリカ社長 山田崇文さん ビール大国アメリカ。数あるビールブランドがしのぎを削るなか、日本のプレミアムビールで勝負に挑む会社がある。キリンビールブランドを米国で展開するキリン・ブルワリー・オブ・アメリカ社だ。同社に2011年5月に赴任し、主力商品「一番搾り」を紹介し続ける山田崇文社長に米国での挑戦を聞いた。【取材=吉田純子】