Browsing: 吉田純子

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 恐らく訪れた人すべてが目を奪われることだろう。全長およそ130メートルの大聖堂の中に一歩足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのは見事なステンドグラスの窓。ゴシック建築の代表と称され、世界遺産にも登録されているパリのノートルダム大聖堂のことだ。  ノートルダム大聖堂を筆者が初めて訪れたのは5歳か6歳くらいの時だった。

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 それは筆者がまだ幼稚園児だったころ、楽しい家族とのクリスマス旅行を終え、帰りの飛行機の中で起こった出来事だった。ヨーロッパからの長時間のフライトもまもなく終わりに近づき、日本上空を飛行している時だった。突然、機内アナウンスが流れ、重々しい口調で語られる言葉が耳に入ってきた。

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 ふとしたことから異国の文化に魅了され、その国の文化を生涯愛し続ける人々がいる。ロサンゼルスにも日本文化を愛し、その良さを紹介し、日米の友好親善に貢献する米国人の姿がある。  きっかけはさまざまだ。日本食だったり、サムライフィルムだったり、観光で訪れた時の親切な人との出会いだったり。

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 新年早々ラッキーだと思った。入園料を支払わずに国立公園に入れたのだから。しかしそんなのんきな考えも束の間。まさか、政府機関の閉鎖がこんなにも長く続くとは、その時想像もしなかった。  今年の正月はジョシュアツリー国立公園を訪れた。政府機関の閉鎖措置により、筆者が行った時は公園入り口で通常ならいるはずの職員の姿はなく、訪れた人は幸運にもみな無料で入園できた。

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 年の瀬も迫り、ロサンゼルスの至る所でクリスマスのイルミネーションが街を輝かせている。クリスマスショッピングで忙しい人も多いのではないだろうか。  街はホリデーシーズン真っ盛りだが、日系社会では立て続けに悲しい知らせが届いた。コミュニティーでも活躍していた日系俳優のロドニー・カゲヤマさんと写真家のリチャード・フクハラさんの2人が今月初めに亡くなったのだ。

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 「パラダイスへと続く道」と呼ばれたその道は今、悲惨な焼け跡へと続く道と化してしまった。  カリフォルニア州北部ビュート郡の人口約2万6千人の小さな町パラダイスで発生した山火事「キャンプ・ファイア」は瞬く間に住宅街をのみ込み、15万エーカー以上を焼き尽くした。

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 1890(明治23)年、通信記者として日本にやってきた英国人ジャーナリストで作家のパトリック・ラフカディオ・ハーンは日本について綴った著書「日本の面影」の中でこんな言葉を残している。「彼ら(日本人)の素朴な礼儀正しさは、けっしてわざとらしいものではない。彼らの善意は、まったく意識したものではない。

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 「私の長寿の秘訣はよく歩くことかな」。先日取材先で99歳の方にお会いした。しっかりとした足取りで歩き、元気の良い声でこう話してくれた。かつてマラソン選手だったというその人は今も健脚で毎日歩くのが日課なのだという。  日系社会にはこうした元気な高齢者が多い。

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 暗い森の中をひとりさまよいながら、彼は何を思い孤独な日々を過ごしていたのだろう。  先週、南米でいまだ文明社会と触れていない「新たな先住民族確認」のニュースが全世界を駆け巡った。アマゾンのジャングルで暮らす先住民族の姿をブラジルの政府機関がドローンを使って撮影し、その映像が公開されたのだ。

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 最近、インスタグラムなどのソーシャルメディアで、ウミガメの鼻に突き刺さったプラスチック製ストローを獣医らが取り除いている動画や、ゴミで埋まった世界各地の海岸の写真などが拡散している。  深刻化する海洋汚染のニュースが頻繁に取り上げられている昨今、取り組みとしてプラスチック製ストローの提供を停止すると発表する企業も増えてきている。

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「故郷はリトル東京」  ロサンゼルスの街中の至るところで目にする壁画。LAの街に溶け込み、まるでアートギャラリーを散策しているかのように道行く人々の目を引く。今やロサンゼルスを象徴する名物だ。  羅府新報社のオフィスは小東京とアーツディストリクトのちょうど中間に位置し、こうした壁画を街のあちこちで見つけることができる。

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 「生まれた時から肌の色や出自や宗教を理由に他人を憎む人などいない―」。バージニア州シャーロッツビルで昨年8月に発生した白人至上主義グループと反対派との衝突事件。前述の言葉は、1人が死亡し多数の負傷者が出る事態に発展したこの事件を受け、オバマ前大統領がツイッターに投稿したメッセージだ。

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