討論会の主役
先月の大統領候補討論会は我が家の小中高生3人と視聴した。フタを開けてみてようやく分かったことだが、とても子どもに見せられる代物ではなかった。相手をさげすむ言葉の応酬と話を聞かない大人の醜態は「他山の石」にするにしてもひどすぎた。片方が「あなたは歴代最悪の大統領だ」と口を挟むと、小3男子は「それ言っちゃったか…」とポツリ。
先月の大統領候補討論会は我が家の小中高生3人と視聴した。フタを開けてみてようやく分かったことだが、とても子どもに見せられる代物ではなかった。相手をさげすむ言葉の応酬と話を聞かない大人の醜態は「他山の石」にするにしてもひどすぎた。片方が「あなたは歴代最悪の大統領だ」と口を挟むと、小3男子は「それ言っちゃったか…」とポツリ。
新型コロナウイルス感染の広がり続けるアメリカで俳句が人と人とのつながりを強めている。「Pandemic Haiku」(パンデミック俳句)だ。オンラインを通じて全米で広がりを見せ、ついに俳句集が出版にこぎつけた。集めた俳句は130点。34枚の絵や写真が添えてある。
レーガン大統領時代、夕方によく5〜6機の大型ヘリコプターが西北西に向かって飛んで行った。彼はサンタ・バーバラの近郊に農園を所有し別荘としていた。レーガンは俳優出身の大統領だったが、臨機応変のユーモアを交えた会話や演説で国民の心をつかんだ。「強いアメリカの復活」をモットーに、それまでの知財政策を転換し、知財強化政策へと転換を図り、見事に成功させた大統領だった。
COVID・19に関して、日本政府は先日の5月25日に、緊急事態宣言を全国的に解除した。アメリカも規制緩和ムードだが、まだまだ収まっている状況とは言い難く、内心第2の波がこないかと懸念が募る。 前回のコラムでも日本の感染者数や死者数の人口比が、アメリカと比べ圧倒的に少ないと記述した。
自宅拘束も2カ月を過ぎると、大統領のブリーフィングもだらしなくなり、気温の上昇と共に街に車や人出が増え、危機感も薄れて国民の堪忍袋がほころび始めている。 尋常でない感染への恐怖や緊張感の連続の中で人々が宗教によりどころを求めるのは理解できるが、教会に集う礼拝や集会を許可しろという要求も素直にうなづけない。
以前、日本で生活していた時、何かしらミスを犯すたびに、先生や親から「常識で考えなさい」と指導された。若かった当時はあまり深く考えず、「ごもっともです」と素直に受け入れて反省したものだ。 アメリカに来てから、やがては、自我の芽生えと同時に、良くも悪くも多様な個人価値がまかり通ってしまう社会に遭遇してきた。
新型コロナの感染拡大を防ぐため、世界中の政府が対策を講じる今、卓越したリーダーシップを発揮し、注目する人物がいる。カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事だ。 目まぐるしく変化する状況を毎日州民に説明する知事のブリーフィングでは、新型コロナをめぐる対策からデータに至るまで、膨大な情報量が頭に入っていることに驚く。
毎日、毎日が忍耐の連続だ。外出を制限され、家の中に閉じこもってフラストレーションはたまり、頭がおかしくなることもある。まん延する新型コロナウイルスの影響で、市民はかつてない不自由な生活を強いられている。極力避けなければならない外出だが、食料品の買い出しはやむを得ない。
世界に脅威を与える新型コロナウイルス。感染は瞬く間に世界に広がってしまった。日本が騒ぎ出したころ、「対岸の火事」とまでは楽観していなかったが、いつかやって来るだろうと覚悟していた。しかし、これほどにまで、日常の平和を奪われるとは…。 WHO(世界保健機関)がパンデミックを表明、国家、各自治体は感染拡大の防止策に講じ、大統領、州知事、郡スーパーバイザー、市長が緊急命令を発するたびに市民は反応する。ことに食料の備蓄に対しては過敏だった。
深刻なご時世になってきた。ここ数年、T大統領の所為が社会を混沌、不安に陥れているさなか、追い打ちをかけるように新型コロナウイルス感染症がまん延している。2月、WHO(世界保健機関)は正式名称を「COVID19」と発表した。 長年不可解に思っていた日本とアメリカのマスクの習慣の違いを今回取り上げたい。
今年初め頃に流れたニュースらしいが、カリフォルニア州の人口が減っているらしい。 加州に限らず全住民の増減を見てみると、死亡・誕生以外に全ての都市は外から移住してくる人たちと外に出ていく人たちがいる。 前回の国勢調査から比べ加州人口の移住による差は4万人ほど減との予測が出ているそうな。