Browsing: 失語症

磁針
0

 突然この春、日本の義父が末期がんと診断された。  食べ物が呑み込めなくなり、喉に問題があるのだろうと医者に行ったところ、喉ではなく、胃と食道をつなぐ噴門と呼ばれる場所で癌が大きくなっていた。 95歳という高齢のためか手術や胃瘻(いろう)の選択肢は無く、とりあえず点滴で命をつなぐことになった。

磁針
0

 脳梗塞で義母が倒れたとの連絡で、急ぎ夫の郷里へ飛んだのはこの春のこと。幸い発見が早かったため血栓を溶かす薬を使うことが出来、命は取り留めたが、右半身マヒと言語障害が残った。  言語をつかさどる機能は左脳に位置しており、その箇所の血管がつま