一つ真珠、失す
苦難に立ち向かいながら自らの真価を認識させた日系人。そのエピソードを拾い集め、ハワイ・ヘラルド紙に寄稿し、その一部をまとめた「アメリカの真珠」の作者の訃報を目にした。彼女もまた、真珠だと思っていたので、一つ真珠を失った気持ちになった。 彼女は、敬老施設の創設者である故和田勇氏の長女で宮本グレース美弥子さん。
苦難に立ち向かいながら自らの真価を認識させた日系人。そのエピソードを拾い集め、ハワイ・ヘラルド紙に寄稿し、その一部をまとめた「アメリカの真珠」の作者の訃報を目にした。彼女もまた、真珠だと思っていたので、一つ真珠を失った気持ちになった。 彼女は、敬老施設の創設者である故和田勇氏の長女で宮本グレース美弥子さん。
久々に日本の桜をゆっくり楽しもうかとのん気に考えていた。そうしたら、突然東京のど真ん中で働くことになって、日々あくせくしている。 満員の地下鉄に乗るとか、高層ビルの合間をサラリーマンとともに早歩きするとか、今までの人生で全く縁のなかった世界だ。ドラマや映画の中であたふたしている滑稽な人間を、遠く離れたところから眺めているようでもある。
日系人高齢者たちが安心して住める新施設の建設を目指す「高齢者を守る会」(前「敬老を守る会」)は2月24日午後1時から2時過ぎまで、旧敬老4施設を売却して7000万ドル以上の資産を保有していると考えられる「KEIRO」理事会に向けて抗議デモを行った。
シンゴジラが大田区に出現しているとの噂を聞いて、蒲田にある銭湯に行ってきました。のれんには、ゴジラ湯と書かれており、脱衣所にはゴジラの足跡がありました。壁の銭湯絵にはゴジラと富士山が描かれ、逃げ惑う人々も描かれており、まさに銭湯で戦闘。
日系社会の大きなイベント、二世週祭・七夕祭りが終わった。ここ何年かパレードに参加することも見ることもなかったので、変化があったかどうかはわからない。 今年はパレードに参加して踊った。沿道の人々は、日系人というより、現地アメリカ人が多いように思われた。
「老いることは大変なことだね」この言葉を、最近何度か耳にした。年代もいろいろで、自身のこと、周りにいる人、身内のことなどを指していた。 日々の生活の積み重ねで、老いていく。その過程で高齢になる前の年齢でも、大変なことはあるが、事により人により大変と感じないまま過ぎる。
昨年9月から始まった大規模な敬老4施設に関する売却反対運動からおよそ10カ月、売却成立から5カ月。売却を取り仕切った非営利団体「敬老シニアヘルスケア」(敬老)の代表兼最高執行責任者(CEO)、ショーン三宅氏がついに引退した。ゲリー川口理事長が三宅氏の功績を称える一方で、売却に反対してきた高齢者を守る会(旧、敬老を守る会)は「もっと早い時期に引退または罷免されていれば」と悔やむコメントを寄せた。【中西奈緒】
「敬老」4施設が売却されて4カ月になる。周りの皆さんからいろいろな質問を受ける。情報が錯綜しているものと思う。 売却に伴う、煩雑な事務処理などの対応に追われながらも、居住者がこれまでと同じサービスを受けられるようスタッフが頑張っている。
英語部編集長:グエン・ムラナカ Click here to view English coverage 「ショーン・ミヤケ氏を見かけた?」 最近コミュニティーの会合やコーヒーの席でいろいろな人からよく聞かれる。 敬老の施設がパシフィカ社へ売却されてから数カ月経つが、この売却劇は未だに不可思議きわまりない。
ロサンゼルス郡のスーパーバイザー(参事官)が、敬老4施設の売却に関して懸念があると判断し、「消費者ビジネス局」「郡評議会(法律顧問局)」「公衆衛生局」に調査を命令した。これにより今後、どのようなことが調査されるのかヒルダ・ソリス議長に聞いた。【中西奈緒】