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特集記事
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正義貫いた勇気ある行動  「彼らを攻撃するなら、まず私を攻撃しなさい」  1941年12月の真珠湾攻撃の後、日本人の血を引く日系住民は敵性外国人とみなされ、差別と偏見の目にさいなまれた。多くの人が彼らに敵意を向ける中、自らを危険にさらしてまでも、迫害に耐え忍ぶ日系住民を擁護し立ち上がった人々がいた。  当時のコロラド州知事ラルフ・ローレンス・カー氏は、街中が狂気にみち溢れる中、州民に対し演説の中でこの冒頭の言葉を述べ、日系住民への差別を直ちに止めるよう呼び掛けたのだった。  一方、カリフォルニア州では、強制収容所に送られた日系住民の家や農園を終戦まで守り続けた非日系米国人たちの姿があった。彼らは非難や中傷を受けても、そして時に銃口を向けられても、日系住民が収容所から戻ってくるまで彼らの家や土地を守りぬいたのだった。  大統領選を控える2020年。今年はカー氏の没後70周年の年でもある。強硬な移民政策が推し進められる今、人種による偏見をものともせず信念を貫いたカー氏を側で見ていた孫の証言、さらに強制収容を体験した歴史の証人たちの声とともに、正義を通した勇気ある人々の貢献をここに取り上げたいと思う。  彼らのことを私たちの記憶にとどめ、いつまでも忘れないために、今年の新年特集では差別の代わりに「正義」と「友情」をささげた人々を紹介したい。【取材=吉田純子】

磁針
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 中南米からアメリカ入りした難民らを収容するテキサス州ディリーの施設前で3月末、日系人のグループが抗議デモを行った。LA在住の友人がこのデモへの応援をSNSで呼びかけており、私も見守っていた。  トランプ政権下で対移民政策が厳しくなる中、同施設では子供が病気で亡くなる惨事や、親子が引き離される事態が起き、被収容者の人権が案じられる。

磁針
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 1年365日の中で、さまざまな記念日、長い歴史では節目の年がある。人生では、自身はもとより子ども、初孫が生まれた日、人生の伴侶と結ばれ門出を祝った日、家族、恩人、ペットの命日、新居を構え一国一城の主となった日、野望を抱いたものの不安が入り混じる中で起業した日、芸道に精進し晴れて名取を披露した日、渡米した年月日などなど。

磁針
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   異文化を学ぶことでお互いの理解を深め合おうと企画された市民団体のコミュニティー訪問ツアーに参加した。  日系サービス・センターを訪れた一行が、柔道の道場を訪れ、和太鼓の練習風景をのぞき、折から開催していた日本の家庭料理教室にも立ち寄り

磁針
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   楽しいはずのスポーツ・イベントが一瞬にして修羅場となったボストン・マラソンのゴール近くの爆破事件からすでに3週間近くなる。  この事件の根は思いのほかに深いようで、次々と新しい事実が現れてくる。  兄弟容疑者の一人、逃走中に警官と抗戦し射殺

磁針
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   第二次世界大戦の勃発で、敵性外国人としての日系一世ばかりか、れっきとした米国市民であるその子供たちまでが強制的に収容されたキャンプ…。  日系人がそれらのキャンプでの暮らしを経験した日から70年の歳月が流れ、一世の体験者が生存しているという話は中西部ではもう聞かない。