従兄
日本に住む47歳の従姉が昨年、性転換手術を受けて「従兄」になった。私とは同学年だが、早生まれの私が誕生した時、ほぼ一年の年齢差がある従姉はすでに歩いていて、成長ぶりや学校の成績など、子供の頃には何かと比較されたものだ。その頃からすでに、従姉の心は男の子だった。
日本に住む47歳の従姉が昨年、性転換手術を受けて「従兄」になった。私とは同学年だが、早生まれの私が誕生した時、ほぼ一年の年齢差がある従姉はすでに歩いていて、成長ぶりや学校の成績など、子供の頃には何かと比較されたものだ。その頃からすでに、従姉の心は男の子だった。
日本に行った先月、知人とスペイン料理店に入った。ウェイトレスの名札がスパニッシュネームだったので、知人は彼女は日本人ではないと思ったらしかった。私とは、見解に相違があったので、確かめようということになった。結局は、日本人でレストランでの通称だった。 どうしてここまでのことになったかというと、コンビニやレストランで働く外国人留学生が増えている現実があるからだった。
近所の行きつけの珈琲店でモーニング。至福のひとときなのに、どうしてもツッコミを入れたくなるフレーズが耳に飛び込んでくる。——「お客さま、おタバコはお吸いになられますか?」 喫煙者に対するその異様なほどの丁寧さ。店員さんに言ってあげたくなってしまう。「そんなに親切に扱ってあげる必要なんてないですよ。
ゴールデンウィークに車で遠出をした。大人の遠足。もちろんおやつ持参。「300円以内」の制限はないけれど、つい手に取ってしまうのはあの1本10円の駄菓子。子供の頃からの定番で、いまや20種類くらいの味がある。 1979年に発売された「うまい棒」。ハワイやロサンゼルスの日系スーパーにも売っていた。