橋を架ける
先日ニューヨークに10日間滞在した。マンハッタンの摩天楼は、澄み切った冬空に屹立していた。恐ろしい程の高さのビルの森は人間の温もりを拒絶する。高所恐怖症というものがあるが、下から天辺が見えない無数のビルを見上げる恐怖もある。足がすくむ。 焼け落ちたワールドトレードセンター跡地のグラウンドゼロは、真冬だというのに、たくさんの人が訪れ、重い沈黙が流れていた。
先日ニューヨークに10日間滞在した。マンハッタンの摩天楼は、澄み切った冬空に屹立していた。恐ろしい程の高さのビルの森は人間の温もりを拒絶する。高所恐怖症というものがあるが、下から天辺が見えない無数のビルを見上げる恐怖もある。足がすくむ。 焼け落ちたワールドトレードセンター跡地のグラウンドゼロは、真冬だというのに、たくさんの人が訪れ、重い沈黙が流れていた。
リバティーベルといってもピンと来ない方も多いだろう。切手になっているあのヒビが入ったベル、と言えば分かりやすいかもしれない。この本物を見る機会があった。 ニューヨークのペンステーションからアムトラックで1時間20分でフィラデルフィアに着く。長い名前の意味は「兄弟愛の市」だが、フィリーと短縮して呼ばれている。
長男の大学の卒業式が東京であり、校内にある大隈重信像の前で記念写真を撮りました。大隈重信は宣教師から英語とアメリカ独立宣言を学び、その思考に大きな影響を受けることで、当時の将軍である徳川慶喜に大政奉還を勧めました。
15年ぶりに日本からロサンゼルスにやって来た知人。「ロスはもう夏だと思い、Tシャツで来たら、なんでこんなに寒いんだ」と驚く。 確かに5月の気候は、例年と比べて異常ともいえるほど肌寒い日が続いた。気温65度との説明に、「なんだ、まだアメリカじゃカ氏を使っているのか」と不満顔。