二月の想起
アメリカ中東部を襲った大寒波で、停電、飲料水不足や暖を取れない生活を強いられている人たちがいる。今年ほどではなかったであろうが、79年前の今の時期、真珠湾攻撃の後、日本人の血を引くものは西海岸から立ち退くよう言い渡されて、自由立ち退きでインペリアルバレーからコロラド州の牧場に向けて旅立った家族のこと。
アメリカ中東部を襲った大寒波で、停電、飲料水不足や暖を取れない生活を強いられている人たちがいる。今年ほどではなかったであろうが、79年前の今の時期、真珠湾攻撃の後、日本人の血を引くものは西海岸から立ち退くよう言い渡されて、自由立ち退きでインペリアルバレーからコロラド州の牧場に向けて旅立った家族のこと。
プロジェクト通して伝えるツチダさん 日系史の研究活動をしているダイアナ・エミコ・ツチダさんは、強制収容所に入所していた日系人から話を聞き、彼らの経験や当時の生活などを伝えるプロジェクト「鉄柵」を進めている。第1部で紹介した日系人画家ロブ・サトウさんの祖父とは逆に、ツチダさんの祖父は戦時中、アメリカに忠誠を誓わず、忠誠登録の質問に「NO」と答えたひとり。正反対の祖父を持つ2人に、それぞれの思い、そして家族の物語を聞く第2回。今回はツチダさんの祖父タモツさんの話をお届けする。【取材=吉田純子】
在ロサンゼルス日本総領事館は、沖縄の本土復帰45周年を祝うレセプションを12日、総領事公邸で催した。南加在住の沖縄出身者や琉球文化継承者、かつて駐留した米軍経験者とその家族など、沖縄県に縁のある約100人が出席し、琉球國祭り太鼓を披露して、沖縄料理を振る舞い、泡盛で祝杯を挙げた。
チェスター・ウィリアム・ニミッツは、第二次世界大戦の太平洋艦隊司令官。いわばアメリカの対日戦争における海軍トップだ。陸軍出身のダグラス・マッカーサーがあまりにも有名なので、その陰に隠れがちだが、アメリカの軍事史を語る上で欠かせない偉人である。
古びた印刷機は暗闇の中で静かに復活の時を待っていた―。 羅府新報社の社員通用口の傍らに一枚の白黒写真がある。写真の中の男は何かを耐え忍ぶがごとく、こわばった表情を浮かべ、カメラのレンズを見つめている。【吉田純子】
2012年8月、米国からクリフトン・トルーマン・ダニエルさんが広島と長崎の平和式典に参加しました。ダニエルさんは、原爆の投下にサインをしたトルーマン米大統領の孫として生まれ、自分の子供が持っていた『Sadako and the Thousand Paper Cranes』という本を読んで、原爆の事実を知りました。
スーパーマンがアメリカで再び脚光を浴びている。 「Superman : The High-Flying History of American Most Enduring Hero」という長ったらしいタイトルの本が好評だ。 著者のラリー・タイ氏は数年にわたり、スーパーマンを追いかけてきた。
強制収容に抵抗した日系2世ゴードン・キヨシ・ヒラバヤシ氏が2日、カナダのアルバータ州で死去した。93歳だった。