黄金の西部、再び
ゴツゴツとした岩肌と乾ききった大地は、かつて咲き誇った花々を思い懐かしむように、ただ灼熱の太陽の恵みだけを吸収しているかのように見えた。5年におよぶ干ばつでカリフォルニア州ではもはや、あたり一面を覆い尽くす美しい花々をみることは不可能かと思われていた。
ゴツゴツとした岩肌と乾ききった大地は、かつて咲き誇った花々を思い懐かしむように、ただ灼熱の太陽の恵みだけを吸収しているかのように見えた。5年におよぶ干ばつでカリフォルニア州ではもはや、あたり一面を覆い尽くす美しい花々をみることは不可能かと思われていた。
カリフォルニア州を襲う干ばつによる水不足対策として、ロサンゼルス市のエリック・ガーセッティー市長が昨年、2017年までに20%(14年比)の水使用量の削減を呼び掛ける節水計画を発表してから1年が経過した。ガーセッティー市長は3日、LA市庁舎で同市の1年間の成果を発表し、市民に継続的な協力を呼び掛けた。【吉田純子、写真も】
記録的な干ばつに直面するカリフォルニア州は現在、節水対策として、各自治体の水使用量をもとに節水目標を設定している。そんな中、ビバリーヒルズ市をはじめ南加地区の4つの自治体が、同州の設定する節水目標を達成していなかったとして、それぞれ6万1千ドルの罰金が課された。
4年目を迎えたカリフォルニア州の深刻な干ばつを受け、加州各地で節水対策が行われている。ロサンゼルス市のエリック・ガーセッティー市長は26日、同市の7月の水使用量が、2013年の水準から21%減少し、同市が掲げていた2017年までの節水目標の20%を達成したと発表した。【吉田純子、写真も】
ロサンゼルス市のエリック・ガーセッティー市長は15日、同市の過去12カ月の水使用量が前年度平均から13%減少したと発表した。同市長は2017年までに20%の節水を目指しており、最終目標値には到達しなかったものの、7月1日までの初期目標として掲げていた10%の目標値は達成した。
日系コミュニティーのピクニックシーズンも到来し、いよいよ夏本番。先週末も気温が急上昇し、カ氏温度が3ケタを超えた地域もあったようだ。 一方で夏になると毎年カリフォルニア州の住民を悩ますのが山火事。ロサンゼルス近郊のサンバナディーノ国立森林公園で発生した山火事は依然火の手が燃え広がり、北カリフォルニアや、セントラルコーストでも先週末、山火事が発生した。
現在、カリフォルニアでは長年の雨不足で節水を義務付けられている。その義務の徹底化のために大金をつぎ込んでいるようだが、その費用の一部で「水工場」の建設はできないものだろうか。 もう何十年も前にすでに子供用の科学雑誌で、アフリカの「砂漠緑化」のために水プラントを建設し海水から真水を作り出す、いわば「水工場」を建造するという特集があった。
カリフォルニア州で深刻化する干ばつ被害を受け、グレンデール市議会は同市水道電気局(GWP)の利用者に対し、屋外での水使用を制限する案を承認した。今後、GWPの利用者は屋外での水使用を1週間に2回、芝生や植物への水まき用スプリンクラーの使用時間も制限されることになった。
カリフォルニア州の深刻な水不足問題を受け、高級住宅地として知られるビバリーヒルズ市で21日、36%の節水計画が同市議会により承認された。今後、同市ではプールの使用のほか、芝生の水まきの日数も制限されることになる。
ロサンゼルスのエリック・ガーセッティー市長は9日、カリフォルニア州で干ばつによる水不足が深刻化しているのを受け、ロサンゼルス市で節水を呼び掛けるキャンペーン「Save the Drop」を実施すると発表した。
最近のニュースによると、カリフォルニアは500年に一度という歴史的な干ばつで深刻な水不足に陥っている。ジェリー・ブラウン州知事が住民に25%の節水を義務づける対応策を発表した。 農作物の生産にも影響し、値段が高騰する恐れがあると予測される。
長引くカリフォルニア州の水不足を受け、同州のジェリー・ブラウン知事は1日、住民に対し25%の節水を義務付けると発表した。州全域で節水を義務付けるのは初めてとなる。