
地域とつながり「卒寿」祝う:歴史を刻み、宝となる人材育成を
ロサンゼルス市ボイルハイツにある日本語学園協同システム羅府中央学園(村方清園長)は11月9日、創立90周年の記念昼餐会を行なった。近隣の日系団体も招待し地域の交流を深めつつ継承日本語を第一とする学園の「卒寿」を祝った。
ロサンゼルス市ボイルハイツにある日本語学園協同システム羅府中央学園(村方清園長)は11月9日、創立90周年の記念昼餐会を行なった。近隣の日系団体も招待し地域の交流を深めつつ継承日本語を第一とする学園の「卒寿」を祝った。
南加熊本県人会は1日、夏恒例のピクニックをセリトスのリバティーパークで開催した。沖田義邦会長はじめ1世から5世までの家族が一堂に会し、ポトラックやバーベキューに舌鼓を打ちながら余興を楽しみ、同郷人や友人とともに和気あいあいと休日を過ごした。
歌のインストラクター新原由美さんと、新原さんの教え子が共演する秋恒例の歌謡ショー「歌の仲間たちと共に」が11月27日、ホリデーイン・トーレンスで開かれた。生徒は特訓したハーモニーなどを披露し、聴衆230人を魅了。参加者を巻き込んだ大合唱では熊本地震からの復興を願い、心を一つにして声を合わせ、被災地にエールを送った。
南加県人会協議会(森ジョージ会長)は16日、小東京のアラタニ劇場で熊本地震の被災地支援も兼ねた「親睦演芸会」を開催した。日本文化の継承に励む日系子弟を支援するため贈られる育英奨学金の授与式も行われ今年は7人の受賞者が表彰された。日本からは新人演歌歌手の三丘翔太(テイチクレコード)が歌謡ショーで歌声を披露し、観客を盛り上げた。【吉田純子、写真】
「オーロラ日本語奨学金基金」(阿岸明子代表)主催のベネフィットコンサート(29日土曜日午後5時、アラタニ劇場)が由紀さおり、安田祥子姉妹を迎え開催される。公演を前に、オーロラ基金の阿岸代表がインタビューし意気込みを聞いた。1986年にスタートした姉妹のコンサートは2500回以上を重ね、日本語の持つ美しさや季節のうつろい、命のはかなさを歌った日本の童謡、唱歌をはじめ、日本で生まれた曲の数々を歌い「次世代に1曲でも多く残したい」との思いを伝える活動を行っている。2人の澄み切った美しい歌声と心を打つ言葉の数々に、ロサンゼルスのファンは魅了されることだろう。
「100歳まで健康に働く」をモットーに活動する北米百働会(西タック会長)は13日、モンテベロ市のクワイエットキャノンで総会と新春親睦会を開催した。会員をはじめ日系コミュニティーの代表者らおよそ70人が出席する中、いつまでも元気に長生きすることを約束するとともに、2011年3月11日に発生した東日本大震災から5年目を迎え、ロサンゼルスから被災地にエールを送った。
毎年二世週祭でねぶたを披露し、故郷の伝統芸能をロサンゼルスで広める南加青森県人会(奈良・佳緒里・ターナー会長)が20日、小東京のミヤコホテルで恒例の新年会を開催した。およそ60人の会員らが集まる中、同県の民謡やゲームなどの余興を楽しみ親睦を深めた。