Browsing: 高濱 賛

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 イェール大学で人気講義をまとめた本が10月上旬、邦訳されて日本でも発売されている。中高年層ではブームになっているらしい。  世界各国で翻訳出版され、韓国、中国では売れに売れて、世界規模では累計25万部を超えるベストセラーになっている。  本のタイトルは『「死」とは何か』(文響社、原題『Death』)。

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 今年の夏は、インターネット朝日放送が連日中継する「バーチャル甲子園」も楽しんだ。白球を追う高校生たちの野球そのものもエキサイティングだが、甲子園という舞台で繰り広げられているドラマを見るのが楽しかった。  北は北海道から南は沖縄まで厳しい予選を勝ち抜いて甲子園にやってきた「おらが母校」の応援に駆けつけた生徒、父兄、市の職員、OB、OG…。

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 子供の頃に食べていたものが無性に懐かしくなる。「おふくろの味」というやつだ。終戦直後だったし、贅沢なものは食べれなかった。そんな中で母が作ってくれた「水餃子」は私にとっては最高のご馳走だった。  東京・牛込育ちの母がなぜ、餃子が得意だったかというと、私の父方の祖父が大連市長だったこともあって母は引き揚げてきた祖母から本場の餃子の作り方を伝授されたからだ。

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 「時の流れ」というものは、(キザっぽく)文豪シェイクスピアを引用すれば、「待つものにとってはあたかも止まっているかのように思える」ものらしい。逆に「時の流れは、恐れ慄(おのの)くものには激流のように速く、嘆き悲しむものには気の遠くなるほど長く、喜び祝うものにはそれは片時(かたとき)にすぎない」。

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 「孤独との付き合い方」に関する書籍が空前のブームを呼んでいる。  昨年7月に発売された五木寛之氏の『孤独のすすめ』は30万部を突破。下重暁子氏が今年3月に出した『極上の孤独』は27万部も売れている。  出版業界が長い知人によると、読者層は60代以上が中心で、「家族に囲まれ一見、幸せそうな人」や「老後、多くの友達と交際し、精神的にも満たされているように見える人」が意外に多いという。

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 ヘンリー王子とメーガン・マークルさんの結婚式が華やかに執り行われた。米メディアも大々的に報道した。  花嫁がアメリカ人であるということもあってのことだが、それにしてもアメリカ人の英王室に対する関心は異常としか言いようがない。  なぜ、アメリカ人はそんなにイギリス好きなのだろう。

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 米国内には歴代大統領記念館が13ある。4月初旬、その一つ、ボストンにあるJ・F・ケネディ大統領図書館・博物館を訪ねた。  ボストン市内南方から5マイル離れたコロンビア・ポイントにある白亜の巨大な建物だ。青天井のパビリオンからはボストン湾の初春の海が一望に見渡せる。  建築家は中国・広東生まれのI・M・ペイ(貝聿銘)氏だ。

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 ここ一、二年、サブサハラ・アフリカに嵌(は)まっている。  旧知の社会活動家、玉井義臣さんが始めた「アフリカ孤児高等教育支援イニシアティブ」のアドバイザーを請われたのがきっかけだった。  サブサハラの孤児たちを欧米先進国の大学で勉強させ、卒業後は母国の発展のために尽くしてもらおうという画期的なプロジェクトだ。

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 1月元旦、パサデナのコロラド通りをオレンジ色のマーチングバンドが躍動した。朝の陽光を浴びて先頭を行く日の丸の旗が眩しそうに揺れた。京都橘高校吹奏楽部(通称「オレンジの悪魔」)の生徒・卒業生の総勢200人だ。  整然とした軍隊のマーチングとは違う。

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 拙稿の中で英語の「Brain Cancer」を「脳癌(がん)」と訳した。オンラインの英和辞書で一応チェックした、上でのことだが。  ところが、編集者から「日本語では脳癌とは言わずに脳腫瘍と言います」と赤点をつけられてしまった。  確かに、「胃癌」「肺癌」「乳癌」とは聞くが、「脳癌」とはあまり聞かない。口に出しても違和感がある。

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 異郷で見る相撲のテレビ実況中継に一喜一憂する15日間だった。  日馬富士の暴行事件があったり、白鵬の抗議ジェスチャーがあったり、一年を締めくくる大相撲九州場所は大揺れだった。  その中で、一服の清涼剤は、一年ぶりに十両から幕内に返り咲き、勝ち越して敢闘賞に輝いた安美錦(39歳、伊勢ケ濱部屋)だ。

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 「アナログ」(Analog)。連続した量(例えば時間)を他の連続した量で表示することを意味する。  アナログと対比されるのが「デジタル」。アナログが情報を電圧や電流などの物理量で表すのに対して、デジタルは数字で表す。  それが転じて、「新しいもの」をデジタル、「古いもの」をアナログと表現されている。

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