Browsing: 高濱賛

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 3月初め、真言宗御室派総本山・仁和寺(にんなじ)を訪ねた。京都で開かれた国際会議の合間を縫っての拝観だった。高校の修学旅行の時、来た記憶はあるが、どうしてももう一度行きたかった寺だ。  重厚な仁王門を抜けると、左手には仁和寺を建立した宇多法皇のために設けられた「宸殿」。法皇の住居だ。

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 没後20年を迎えた遠藤周作の代表作「沈黙」がハリウッドの巨匠マーティン・スコセッシ監督の手で映画化され、話題になっている。  キリシタン弾圧下の長崎に潜入したポルトガル人司祭が幕府の囚われの身となる。司祭は「踏み絵」を踏むことを拒んだ村人たちが次々と処刑されるのを目の当たりにする。

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 今、ユーチューブの「三国志」にはまっている。軍師が劉備や曹操、呂布にとっていかに重要か、見ていてよく分かる。  安倍首相の側近の発言が安保法制関連法案の新たな火種になっている。三国志の時代ならさしずめ「軍師」に当たる首相補佐官の「法的安定性」発言だ。

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   吉高由里子主演のNHK連続テレビ小説「花子とアン」が日本でブームを巻き起こしている。最新の週間視聴率ランキングでも25.2%。他の追従を許さない。主人公は明治、大正、昭和の激動の時代を生き抜いた『赤毛のアン』の翻訳家、村岡花子(劇中では「はな」)。

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   6年前に千葉県の養護学校中等部に通っていた東田直樹くん(当時13歳)が書いた本が英訳され、英米でベストセラーになっている。村上春樹の本を除けば、英訳されてこれほど売れた本はない。  東田くんは話し言葉をもたない。生まれつきの

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   開国以降、これまでに日本に住み着いた外国人は数知れない。  2005年に刊行された名著『逝きし世の面影』(渡辺京二著)にはそれら外国人たちの観察した日本がビビッドに再現されている。  そして今、また「外国人」が綴ったメモアール

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   「レッドソックスの経営陣は野球を愛してなどいなかった。彼らの最大の関心は、儲けることだけ。そのためにはセクシーじゃなければダメだと言い張った」  今シーズンからクリーブランド・インディアンズを指揮するテリー・フランコナ監督が

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 欧米では史上最悪の極悪人とされるアドルフ・ヒトラーも草葉の陰で苦笑しているかもしれぬ。  期せずして日米双方で「ヒトラー呼ばわり」騒ぎが起こっている。  まず日本。