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 ロサンゼルス郡のスーパーバイザー(参事官)が、敬老4施設の売却に懸念があると判断し、関連する3つの郡当局に調査を命令することが決まった。12日に開かれたスーパーバイザー定例議会ではコミュニティーのメンバーが証言台に立った。【中西奈緒】

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 ロサンゼルス郡の立法・行政で最高権力を持つ5人のスーパーバイザー(参事官)が、敬老4施設の売却プロセス、公共の福祉、居住者たちの安全に関して懸念があると判断し、郡の各当局に調査を命令することが決まった。すでにカリフォルニア州司法当局の承認を得て今年で2月4日に売却が完了したいま、行政管轄レベルが違う郡のスーパーバイザーたちが敬老売却事案に取り組もうとしている意図はどこにあるのか、当局者たちに取材した。【中西奈緒】

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 売却反対運動の舞台となった高齢者施設「敬老」は、南加庭園業連盟が30年以上ボランティアで庭園の手入れをしてきた思い入れの深い場所だ。ここで人生の最後を迎えた先輩たち、これからお世話になろうと思っていた会員たちも多い。売却を「切実な危機」として受け止めた連盟は「敬老を守る会」の反対運動に参加することになる。【中西奈緒】

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シリーズ1はこちらから (2)南加庭園業連盟の沿革 〜人種差別・世代間の葛藤〜  長い歴史をもつ南加庭園業連盟。数多くある日系社会の団体が全て沈黙を守る中、連盟は唯一「敬老」売却反対活動に参加した団体であった。連盟の歴史を振り返ることで、今回の反対活動と連盟創設当時の背景に何らかの共通点が見えてくる。【中西奈緒】

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(1)プロローグ 〜新年会で語られたこと〜  日系社会の多くの人が肩を落した「敬老売却」から3日後の2月7日、南加庭園業連盟の61回目となる新年会が行われた。およそ150人が集まり日本舞踊やラッフルズなどで賑々しく新年を祝う中、新会長の就任式と、連盟が敬老売却の反対運動に参加した半年間の活動報告がなされた。

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 敬老売却に関して1月28日、敬老側から従業員スタッフたちに売却に伴う今後の雇用などが記された資料が配られた。それによると、書類にサインした場合、フルタイムのスタッフに1000ドル、契約スタッフに500ドルの「雇用契約解除金」(解職手当金)が支給されるという。スタッフたちからは金額面などの不満だけでなく、将来への不安の声も聞かれる。【中西奈緒、モニエ中地美亜】

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 敬老売却の反対運動に、「守る会」だけではなく日系以外の他のグループも積極的に関わり始めている。中華系やアフリカ系アメリカ人の団体も加わり、さらに、ガーデナ市議会も反対を決議した。敬老施設の売却が人種や文化的背景に関わらず誰にでも関係がある問題として捉えられ始めている。【中西奈緒、モニエ中地美亜】

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